航空自衛隊について  

ホーム > 航空自衛隊について > 准曹士先任の挨拶

准曹士先任の挨拶

第7代航空自衛隊准曹士先任
甲斐 修
(かい おさむ)

航空自衛隊生徒第30期(昭和59年)
宮崎県出身 警戒管制レーダー整備

令和元年12月12日
航空自衛隊
准曹士先任に就任

航空自衛隊HPをご覧の皆様、明けましておめでとうございます。航空自衛隊准曹士先任の甲斐准尉です。

令和5年がスタートしました。皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます。

さて、昨年の准曹士先任の活動として、全国各地の航空自衛隊分屯基地への部隊訪問により、多くの隊員が現場で活躍する姿を確認することができました。また、 統幕最先任との協同部隊訪問により、他自衛隊の現状を実地に確認するとともに、陸上自衛隊と海上自衛隊の様々な部隊の最先任上級曹長や先任伍長と交流することができ、統合運用の基礎となる、陸上、海上及び航空自衛隊の准曹士レベルの相互理解・信頼関係の深化を図ることができました。加えて、ワシントンD.C.で開催された空軍最先任下士官国際会議(SELIS22)への参加や航空自衛隊が初めて参加した豪空軍演習(ピッチ・ブラック22)等において、米空軍をはじめとした諸外国空軍との交流機会を数多く持つことができ、各国最先任下士官との信頼関係を強化することができました。

今年も、航空自衛隊准曹士先任として、部隊訪問等の様々な機会を捉え、現場の准曹士先任や隊員の意見を聴取し、より良い職場環境を作る一助となれるよう活動を継続してまいります。また、統幕、陸自、海自及び諸外国空軍の各最先任下士官とも密接に連携して准曹士レベルでの関係強化を図り、円滑な統合運用・共同作戦の基盤作りに寄与すべく、引き続き努力してまいります。諸外国空軍との関係強化に関する新たな取り組みとしては、昨年のSELIS22において、オーストラリア等の太平洋地域空軍最先任下士官と合意した二国間テレビ会議の開催を、編合部隊等准曹士先任講習等の機会を活用して着実に実施し、太平洋地域空軍との編合部隊最先任下士官ネットワークの構築を図っていけるよう精一杯努力していく所存です。

結びに、皆様のご多幸とご健勝を祈念申し上げますとともに、本年も航空自衛隊への変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

令和5年1月吉日   第7代航空自衛隊准曹士先任 准空尉 甲斐 修

   


略 歴

昭和59年3月
 入隊
昭和63年3月
 警戒資料群(稚内)
平成2年10月
 第29警戒群(奥尻島)
平成3年3月
 警戒資料群(奥尻島)
平成12年3月
 航空総隊司令部(府中)
平成13年3月
 作戦情報隊(府中)
平成23年5月
 補給本部(十条)
平成28年3月
 補給本部准曹士先任(十条)
令和元年12月
 現職
/html> l> tml> l> l> > -endBody--> /html> l> tml> l> l> > l> > > >