10月


【令和5年10月15日(日)〜20日(金)】
 令和5年度400施設中隊訓練検閲を実施
 第12施設群(群長・山下1佐)は令和5年10月15日(日)〜20日(金)の間、上富良野演習場において、第400施設中隊(中隊長・古市1尉)に対し「第18普通科連隊を直接支援する施設中隊の行動」について訓練検閲を実施しました。
 開始に当たり検閲官(群長)は、「任務の完遂」「信頼の獲得」「安全管理の徹底」の3点を要望しました。
 11日作戦準備段階においては、射撃・法務・兵器識別(学科)、野外衛生・84RR・MINIMIの射撃動作確認し、練度判定を検して作戦準備状況を確認するとともに、13日の隊容検査では、隊員の任務の理解度、背のう入り組み品の点検、12.7mm重機関銃の射撃動作、車両点検、装面動作(防護マスク)、除染作業等の各種動作について練度判定を実施しました。
 15日の状況開始以降、中隊長は施設幕僚として、敵の特性を良く分析し、第18普通科連隊に施設的見地からの助言を行い施設支援能力を最大限に発揮し道路閉塞(16カ所・準備4カ所)、偽騙(デコイ)3カ所及び対空挺へリボン障害を構築し任務達成に大きく貢献しました。
 第400施設中隊は渡河・交通の専門中隊であるが、防御戦闘支援能力及び諸職種部隊との協同連携能力を更に向上させ、いかなる任務にも遂行し得るよう、高度な練度を保持すべく日々練磨して行きます。
学科試験 野外衛生
MINIMI射撃動作確認 84RR射撃動作確認
任務理解確認 防護マスク装面動作確認
車両を除染する隊員 12.7mm重機関銃射撃動作確認
集結地占領 道路障害作業車による道路閉塞準備
道路閉塞 へリボン障害