航空自衛隊とは

航空幕僚長挨拶

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第38代 航空幕僚長
森田 雄博
(もりた たけひろ)

防衛大学校33期
埼玉県出身
令和7年8月 航空幕僚長に就任

航空自衛隊ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

また、平素から航空自衛隊の活動に対し、深いご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

新たな挑戦と飛躍を期す令和8年度を迎えました。

年度初めに当たり、航空幕僚長としての所感と決意の一端を申し述べます。

去る3月、防衛大学校、防衛医科大学校及び幹部候補生学校の卒業式に出席しました。式典に臨む彼ら彼女らの眼差しは希望と決意に満ち溢れ、今後の自衛隊を担う新たな力となってくれるものと大変心強く感じました。私自身、入隊当初の気持ちを思い出すとともに、航空幕僚長として、若い世代はもちろんのこと、全隊員一人ひとりが士気高く、やりがいを感じ、働きやすい組織づくりに全力を尽くしていく決意を新たにした次第です。

さて、世界情勢に目を向けますと、依然としてロシアによるウクライナ侵略の終結の兆しが見えない中、中東地域においても攻撃の応酬が継続し、将来の不透明性が増しています。さらに我が国周辺においても、北朝鮮による弾道ミサイルの発射が相次ぐなど、我が国を取り巻く安全保障環境は、依然として厳しさと複雑さを増していると言わざるを得ません。このような情勢の下、航空自衛隊に求められる役割と責任は、その重みを一層増しています。

3月23日、航空自衛隊は宇宙作戦団を新編しました。今や、宇宙空間の安定的な利用を確保することは国家にとって死活的に重要であり、宇宙領域専門部隊の整備をはじめ、宇宙作戦能力の強化に取り組んできたところです。宇宙領域の重要性の高まりと、宇宙作戦能力の質的・量的強化を踏まえれば、航空自衛隊において、宇宙作戦は、今後、航空作戦と並び立つ主要な任務となっていきます。我々は、与えられた任務を確実に遂行するため、既存の領域に加え、宇宙領域における任務遂行能力をより一層盤石なものとしていかなければなりません。

令和8年度は、これまで進めてきた各種取組を、スピード感をもって具体的な形へと結実させていく極めて重要な一年となります。航空自衛隊は、最新の科学技術の積極的な活用、各種能力の一層の向上、そして陸・海・空自衛隊の統合運用や、同盟国・同志国との連携強化を通じて、我が国の空の守りと宇宙空間の安定的な利用の確保を図り、国民の皆様の平和な暮らしを断固として守り抜いてまいります。

航空自衛隊は、国民の皆様の信頼とご理解に支えられて存在しています。年度の初めに当たり、改めて皆様に寄り添い、その期待に確実に応えていくことが、私たちの変わらぬ使命であることを胸に刻んでいます。

皆様には、引き続きご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和8年4月1日 航空幕僚長 空将 森田 雄博

略歴

  • 平成元年 3月
    航空自衛隊入隊
  • 平成26年 8月
    西部航空警戒管制団司令 兼 春日基地司令(春日)
  • 平成28年12月
    第3補給処長(入間)
  • 平成30年 8月
    西部航空方面隊副司令官(春日)
  • 令和元年 8月
    統合幕僚監部 防衛計画部長(市ヶ谷)
  • 令和 2年 8月
    中部航空方面隊司令官(入間)
  • 令和 3年12月
    航空総隊副司令官(横田)
  • 令和 5年 8月
    航空支援集団司令官(府中)
  • 令和 7年 8月
    現職