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本部長からの市ヶ谷レターvol.9

2019.1.1

荒井本部長紹介

 新年あけましておめでとうございます。ホームページをご覧いただいている皆さまにおかれましては、健やかに新しい年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 東京地本は昨年、創立62周年、人生に例えると還暦を少し過ぎた時を迎えることができました。 東京地方連絡部時代(昭和31年~平成18年)を含め、東京地連・地本に勤務された諸先輩方のご努力と、 いつの時代も我々を支えていただいた協力諸団体、 関連企業や地域の皆さまの温かいご支援ご協力の足跡に思いを馳せるとき、深い感謝の念を感ずる年の初めです。
 今現在、東京地本に所属する約300名の自衛官・事務官等も、時代や置かれた環境が異なるとは言え、 東京地本の任務、地位・役割をしっかりと認識し、昔と変らぬ地域の皆さまのご支援を得ながら、 任務の達成に向け、黙々と職務を遂行してくれています。 彼・彼女らを一番身近で支えてくれるご家族ご親族などの皆さまにもあらためて感謝しなければなりません。
 昨年末には新たな防衛計画の大綱が策定され、我が国の防衛のための新機軸となる様々な考え方が打ち出されました。 特に我々地本に関係するところでは、 深刻化する少子化高齢化時代における防衛力確保のための考え方が従来の大綱に比して明確に書き込まれたことです。
  「防衛力の中核は自衛隊員であり、自衛隊員の人材確保と能力・士気の向上は防衛力の強化に不可欠である。」
 科学技術の進展も相まって、将来の防衛体制構築には省人化・無人化を活用した編成・装備の導入は必然ですが、 やはり、平素からの24時間365日の各種活動及び各種事態への実効的な対応には、 一定量の有為な人材の確保が必要不可欠であることは論を待ちません。
 我々東京地本の募集・援護・予備自等各業務の日々の地道な努力は今現在の陸・海・空自衛隊の体制を支えるのみならず、 将来の防衛体制を支える人材の確保、いや、 将来の防衛力造成や将来の我が国存立そのものに大きく関わっていることを強く胸に刻んで職務に邁進しなければならないと思います。
 本年も部員一同、東京地本の役割を果すべく、 誠心溌剌と精励努力して参る所存です。引き続きご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 皆さまの今年一年のご多幸とご健勝をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

自衛隊東京地方協力本部長 荒井 正芳