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2020.8.24
離任にあたり
皆さん、こんにちは
この度、8月25日付で中部方面総監部幕僚副長として伊丹駐屯地に異動することとなりました。
昨年の8月23日に着任してから僅か1年の勤務でしたが、非常にやりがいがあり、
そして楽しく貴重な経験ができました。部員の支えと東京地本協力10団体をはじめ、
多くの方々のお力添えに感謝の気持ちでいっぱいです。
微力ながら「全国筆頭地本・リーディング地本」としての役割を果たし、東部方面隊、
ひいては自衛隊全体の目標達成に寄与できたのではないかと考えております。
残念だったのは、コロナ禍で行事、講演、会合などが中止となってしまい、思うような活動ができなかったことです。
私以上に多くの方々が大変な思いをしていらっしゃると拝察しますが、
新型コロナウイルスが1日も早く終息することを願うばかりです。
1年間、地方協力本部という組織に勤務して改めて感じたことですが、
我々の仕事は、人の人生を左右する極めて責任の重い仕事であるという事です。
募集業務の場合、大学生・専門学校生・高校生・中学生・社会人の方々、
援護業務の場合、退職を間近に控えた若年定年退職隊員や任期制隊員などの方々、
予備自衛官業務の場合、即応予備自衛官、予備自衛官、予備自衛官補など、
これらの方々の人生の選択に関与することとなります。このため我々が仕事をする上での柱となる考え方は、
「全ては対象者のために」であると思います。
対象者の立場にたつとともに対象者のニーズに最大限応えるよう努力することが重要であると感じます。
部員は、このような意識のもと頑張っておりますので、自衛隊に関するちょっとした疑問や質問でも、
遠慮なく東京地方協力本部の事務所等に連絡をしてもらえばと思います。
最後に東京地本を応援して下さっている皆様に重ねて感謝を申し上げますとともに、
引き続きのご支援ご協力を賜りますようお願い申しあげます。有難うございました。
自衛隊東京地方協力本部長 岸良 知樹