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2020.6.3
自衛官候補生採用試験の開始について
皆さん、こんにちは。
新型コロナウイルスの感染拡大により、特に緊急事態宣言下においては、
我慢をしなければならない不自由な生活をされてこられたと思います。
引き続き緊急事態宣言解除後も「新しい生活様式」の実践が求められているところです。
東京地本としてもこれまで活動を自粛し、非接触型のSNSによる個別相談を主として実施してきましたが、
緊急事態宣言解除後における政府の基本的対処方針等を踏まえ、感染防止対策を講じた上で活動を活発化させてまいります。
その中で自衛官候補生の採用試験につきましては、緊急事態宣言が解除されたことを踏まえ、
6月3日から開始することとなりました。幹部候補生や一般曹候補生の採用試験も順次実施されます。
但し、新型コロナウイルスの影響により中止や延期になる可能性もあります。
試験を行う際は、新型コロナウィルスの感染防止対策として、①健康チェックシート等による事前の体調確認、
②試験会場入門時の検温・手指の消毒・マスクの着用、③会場内のソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンス)
確保のための机の離隔やこまめな換気による3密の防止、④会場内の消毒の徹底と受験者が随時利用可能なアルコール消毒液の設置、
⑤面接官と受験者との間に透明シートの設置による飛沫感染防止、⑥必要箇所への整列線の設置による間隔の保持等を徹底し、
受験者の皆さんが安心して臨めるように努めます。
就職活動が本格化する中、新型コロナウィルスの影響により、
予定していた就職活動を満足のいくような形で実施できていない方も多いと思います。
また就職活動をするにあたって、「自分に合った、あるいは、自分のやりたい仕事は何なのか?」
について自己分析をしたり、突き詰めていくと「何のために働くのか?」など悩んだりすることがあるかもしれません。
自衛隊の仕事の目的は、「平和を創るため、国民を守るため」であり、その活動は、国の防衛だけでなく、
災害などへの対処をはじめ、国際平和のための諸外国への協力等、幅広いフィールドとなっています。
そして自衛隊は、自己完結型の組織であることから陸海空自衛隊において約100種類に及ぶ職種・職域を有しており、
皆さん一人一人の個性に合った活躍の場が必ず存在すると思います。是非、職業選択の一つとしてご検討下さい。
最後に、就職活動においては体調管理も重要です。新型コロナウィルスに限らず体調には十分注意していただき、
皆さんの就職活動が順調に進みますようご祈念申し上げます。
自衛隊東京地方協力本部長 岸良 知樹