HSR九州にて自衛隊をPR!
―鉄馬Withβチタニウムでの広報活動を実施―
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年9月15日(日)、熊本県菊池郡大津町に所在するHSR九州で行なわれたイベントに参加し募集・広報活動を行なった。
HSR九州は年間を通じて車やバイクなどのレースを主軸にイベント等を行う公式サーキット場である。イベント数は年間約200回以上、来場者数は、乗り物好きなファンが全国から延数十万人集う有名な施設である。
今回は年3回(5月、9月、11月)HSR九州で行われている「鉄馬Withβチタニウム」に初参加した。
鉄馬とは、バイクの総称的な呼び名であり、かつて欧米のオートバイメーカーに対し日本国産オートバイがエンジンやフレーム等において世界を圧巻させた、それらの部品(βチタニウム等)を使った車両で現在も楽しく遊ぼうというモーターバイク好きの大人の運動会(レース)として開催されているのが鉄馬Withβチタニウムである。
今回はイベント来場者が全国から集い、SNS発信者も多く集まるということから「自衛隊の存在をより多くの方へ効率的また効果的に周知する」ことを狙いとして自衛隊車両を伴いイベントに参加した。
内容は、第8師団第42即応機動連隊の協力を得て、16式機動戦闘車(MCV)と96式装輪装甲車(WAPC)をレース場で走行させるもの。25分いただきアナウンスも実施された絶好の自衛隊PRの機会となった。
先ず初めに、セーフティーカーとして熊本地方協力本部のくまモンがラッピングされた業務車2号が先頭を走り、次いでWAPC、MCVがレース場を走行し会場を沸かせた。
1周目は軽く走りながら部隊の紹介を行い、2周目は高速走行、3周目はMCVによる砲安定機能を使用した走行、4周目はWAPC対MCVによる300メートル走行を行った。
前代未聞とも言える公式サーキット場での装輪装甲車の走行に「ええ~っ!マジでっ!?自衛隊の車がレース場を走ってる~!」「自衛隊の装甲車ってすご~い!」「来年もやってほしい!!」と歓声が沸き起こり会場は大いに盛り上がった。
自衛隊熊本地方協力本部は、各関係協力団体及び地域の皆様のご協力のもと、これからも地域と一体となった募集広報活動を、部員一同努めて参ります。