歴史をつなぐ!!
―矢部の八朔祭―
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年9月8日(日)、熊本県上益城郡山都町で行われた八朔祭実行委員会が主催する「矢部の八朔(はっさく)祭」を支援した。
本イベントは、旧暦の8月1日を八朔といい、五穀豊穣や豊作祈願の祭りとして約260年もの間受け継がれている祭りで、現在は、毎年9月第1土曜日及び日曜日に開催されている。
当日は、陸上自衛隊第8音楽隊による音楽演奏、第42即応機動連隊及び第8師団司令部付隊による装備品展示と自衛隊広報ブースを開設した。
祭りのメイン会場で行われた、第8音楽隊による演奏では、音楽隊の高い技術と奏でる素晴らしい音色に惹きつけられ、多くの来場者がメイン会場まで足を運んでくれた。音楽隊の地域の方に寄り添った演奏と、趣向を凝らした演出で多くの聴衆に笑顔と感動を与え、盛大な拍手が沸き起こり会場は大いに盛り上がった。
装備品展示では、第42即応機動連隊から96式装輪装甲車、第8師団司令部付隊から野外炊具1号を展示し、子供の背丈よりも大きな装甲車のタイヤの横で子供さんの写真を撮るご家族や野外炊具を覗き込む方など多くの来場者を惹きつけた。
また、自衛隊広報ブースでは、自衛隊活動パネル展示、陸海空自衛隊のミニ制服試着を行った。来場者が制服を着て家族でエアくまモンと記念写真を撮るなど、笑顔で体験されている姿が多く見受けられた。自衛隊に関心のある方や興味のある学生が立ち寄った際には、自衛隊の活動や魅力について話し、自衛隊に対する理解を深めていただいた。
自衛隊熊本地方協力本部は、各部隊と協力し、これからも各関係協力団体及び地域の皆様と連携し、地域と一体となった募集広報活動を、部員一同努める所存である。