自衛隊・艦艇フェスタinくまモンポート八代
~護衛艦「はるさめ」がやってきた♪~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年9月7日(土)、8日(日)くまモンポート八代において「自衛隊・艦艇フェスタinくまモンポート八代」を開催した。
本イベントは、自衛隊熊本地方協力本部が主催し、2日間にわたり実施。両日とも9月と思えないほどの猛暑日であったが、多くの方が護衛艦「はるさめ」の雄姿を楽しみに来場した。
初日は、熊本経済同友会、防衛協会、募集対象者を対象とした護衛艦「はるさめ」の特別航海が実施された。出航前にはセレモニー、続いて一日艦長任命式が実施された。一日艦長に任命され海上自衛隊の真っ白な制服を身にまとった募集対象者は艦長以下護衛艦乗組隊員から敬礼を受け、会場から盛大な拍手が送られた。約2時間の八代海航海のあとは、艦内で体験喫食が実施され、海上自衛隊自慢のカレーを堪能し満足げに下船している姿が印象的だった。
2日目は、護衛艦「はるさめ」が一般公開となり受付開始時間前から心待ちにしている方が多くみられ長蛇の列となっていた。乗艦した方たちは船首や格納庫などさまざまな場所で見学を楽しんでいた。中にはイベントを知らずに来場し、「えっ!?護衛艦に乗っていいんですか♪」と子どもより喜んで乗船するお母さんの姿も見られ微笑ましかった。
また、会場では、護衛艦「はるさめ」の一般公開の他、募集ブース、広報ブース、装備品展示コーナーを展開した。募集ブースでは、広報官から自衛隊の説明を受けて、興味を持ったパンフレットを持ち帰る姿が多く見られた。
装備品エリアでは19式装輪自走155mmりゅう弾砲や偵察用オートバイ、パジェロが並び、普段見ることができない装備品を皆さん興味津々に見学していた。
自衛隊熊本地方協力本部は、今後も様々な広報活動を通じて、多くの方々に自衛隊の各種活動について積極的にPRし、自衛隊の活動に対する理解を促進するとともに、地域との連携を深め、自衛隊の活動基盤を醸成していく所存である。