民間企業を身近に感じる
令和6年度熊本県任期制隊員合同企業説明会
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年8月28日(水)、令和6年度熊本県任期制隊員合同企業説明会(共催 一般財団法人自衛隊援護協会福岡支部)を開催した。
本説明会は、退職間際まで任務を遂行し、十分な就職活動ができない自衛隊新卒(任期制自衛官を修了して民間企業に就職する隊員)のため開催している。今年度は任期制隊員59名、企業104社の参加となった。本説明会の冒頭、自衛隊熊本地方協力本部長と自衛隊援護協会福岡支部長代理から参加企業に対し、日頃から退職自衛官の雇用に対する謝辞や本説明会の重要性、任期制隊員の有用性及び予備自衛官等制度への協力について挨拶を行った。
隊員は、始めに合同企業説明会に参加し再就職を決めたOBから、企業の業務内容、本説明会にあたっての心構え、業種を選ぶ際のポイントなどの説明を受け、職業選択の拡充及び不安の軽減を図っていた。その後、関心のある企業のブースで業務内容等の説明を受けるとともに25分の面談により企業への理解を深めた。面談後、多くの隊員から「たくさんの企業の話を詳しく聞けて良かった。」と好評を得て、企業からも隊員に対し「今後の活躍を期待したい。」「是非、入社していただきたい。」等の声を頂いた。
また、企業に対し面談の空き時間を利用して、予備自衛官等担当者が予備自衛官等制度の重要性の説明や予備自衛官等の活躍の紹介を実施し、雇用企業の拡大を図った。
今後、隊員と企業の就職(採用)の意向を確認し、会社見学や採用面接等の再就職に向けた取組みを本格的に進めていく。
自衛隊熊本地方協力本部は、企業の皆様のご支援・ご協力のもと、これからも就職援護業務・予備自衛官等業務に部員一同努めていく所存である。