自衛隊オープンカンパニー
~職業としての自衛官を体験~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年8月22日(木)及び8月27日(火)の2日、航空自衛隊築城基地及び陸上自衛隊目達原駐屯地において「自衛隊オープンカンパニー」を実施した。
本自衛隊オープンカンパニーは、高校生以上の募集対象者を対象に、職業としての自衛隊を体感してもらうため体験型の部隊研修を行うものであり、猛暑日の中での実施となったが、参加者は熱心に見学に参加していた。
8月22日(木)、航空自衛隊築城基地では、基地の概要説明から始まり、F-2戦闘機見学やエンジン整備の現場見学、第8基地防空隊における発射装置(LCH)、射撃統制装置(FCS)の見学、体験喫食等を実施した。F-2戦闘機見学では、操縦席に試乗し、パイロットになった将来の自分の姿を想像し、目を輝かせる参加者もいた。
8月27日(火)、陸上自衛隊目達原駐屯地においては、駐屯地概要説明、西部方面後方支援隊における不発弾処理業務、整備工場の見学、西部方面ヘリコプター隊及び第1戦闘ヘリコプター隊でのヘリコプター見学の他、管制塔見学、体験喫食を実施した。参加者は、不発弾処理隊では、模擬弾を使用し実際に信管を抜く手順を体験した他、多用途ヘリコプターUH-60JAや観測ヘリコプターOH-1見学の際は、操縦席への試乗、救命胴衣の装着など、様々な体験に、笑顔を見せつつ積極的に取り組んでいた。
参加者からは、「航空自衛隊の体験は初めてだったので、すごく印象が変わりました」「戦闘機の試乗や、間近でエンジンを見ることができたのが初めてで、航空自衛隊に更に興味が沸いた」「自分が希望している航空管制の現場を見学できて良かったです」「自衛隊について、深く知ることができてよかった」との感想が寄せられた。
熊本地本は、令和6年度募集成果拡大に向けて募集対象者へ自衛隊に興味を持ってもらい、一人でも多くの入隊・入校者を確保するとともに、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱ある広報活動と部隊との積極的な連携で募集目標達成のため邁進する。