自衛隊パイロットへの道説明会
~憧れのパイロットへの熱いまなざし~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年8月10日(土)、熊本地方合同庁舎において「自衛隊パイロットへの道説明会」を実施した。
現役のブルーインパルスパイロットである松永大誠1等空尉(第4航空団第第11飛行隊)が参加することもあり、京都から来られた参加者もいた。
第1部は松永1尉による体験談紹介を行った。松永1尉の経歴紹介から始まり、ブルーインパルスの紹介では、各パイロットのTACネームの由来や、機体の特徴の説明があった。ブルーインパルスにまつわる雑学の話もあり、インターネットで調べても出てこない内容を聞くことができて喜ぶ参加者の方もいた。
第2部は航空学生説明会を実施し、航空自衛隊から谷冨誠一郎2等空佐(西部航空方面隊司令部)、海上自衛隊からは諸隈宣亮1等海尉(自衛隊熊本地方協力本部水俣地域事務所)も参加した。同じパイロットといえど、3人の異なる操縦経験や、海外での勤務などの豊富な体験談紹介に、参加者は真剣に耳を傾けていた。個別相談会では、パイロット3人とも志願者や保護者からの質問に熱心に答えていた。また、松永1尉からサインをもらうために列ができ、受け取った学生は喜びを隠し切れない様子で記念撮影をしていた。
参加者からは、「航空学生に合格できるよう頑張ります」「航空自衛隊だけでなく、海上自衛隊やブルーインパルスについても知ることができて良かったです」「いつか一緒に仕事をしてみたいと思いました」との感想が寄せられた。
熊本地本は、令和6年度募集成果拡大に向けて募集対象者へ自衛隊に興味を持ってもらい、一人でも多くの入隊・入校者を確保するとともに、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱ある広報活動と部隊との積極的な連携で募集目標達成のため邁進する。