自衛隊フェスタ24
~熊本駅前ひろばに自衛隊大集合~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年7月20日(土)、21日(日)JR熊本駅前アミュひろばで「自衛隊フェスタ24」を開催した。
本イベントは、自衛隊熊本地方協力本部が主催し、各機関、関係協力諸団体の協力を得て2日間にわたり実施した。当日は梅雨も明け、夏真っ盛りと言わんばかりの日差しであったが、のべ4万人を超える多くの方が来場した。
会場は、大きく自衛隊ブースエリア、装備品エリア、防災エリア、ステージエリアと4つのエリアに分けられ、自衛隊ブースエリアは陸、海、空自衛隊の体験ブースでほふく前進や航空機パイロットVR等の体験を実施。説明ブースでは、熊本地本の広報官の説明のほかに現役防衛大学校学生と話しができる貴重な場が設けられた。多くの方が訪れ、イベント時間終了後も残って熱心に話を聞いている方も見られた。
装備品エリアではさまざまな装備車両等が並び、普段見ることができない装備品を皆さん興味津々に見学していた。なかでも観測ヘリコプタ―OH-6には長蛇の列ができ、来場者は、操縦席に座った姿を写真に収めていた。
また、制服試着コーナーも人気で制服を身にまとったお子様を囲み家族で記念写真を撮影している姿が多く見られた。
防災エリアでは、熊本大学、熊本保健科学大学、熊本県立大学及び自衛隊がブースを出展し、大学ブースでは防災について、パネル展示や資料を使い来場者に説明し、自衛隊ブースでは、最大30㎏の背のうを背負う体験等を実施した。体験者はあまりの重さに「自衛官の皆さんは、これを担いで歩かれるんですか?!」とびっくりしていた。
ステージエリアでは、西部方面音楽隊の演奏、西部方面特科連隊による西特連太鼓の演舞、自衛隊ファッションショー、防衛大学校学生へのインタビューの他、地元高校生の軽音楽演奏、ダンス演舞、拳法演武も暑さに負けない熱気あるさまざまな出し物でイベントを盛り上げた。
イベントの最後は、熊本デザイン専門学校とコラボした自衛隊募集動画コンテストを開催。応募された26作品はどれも素晴らしい作品で審査員も真剣な眼差しで審査していた。最優秀作品受賞者が発表されると会場は歓声と拍手に包まれた。
自衛隊熊本地方協力本部は、今後も様々な広報活動を通じて、多くの方々に自衛隊の各種活動について積極的にPRし、自衛隊の活動に対する理解を促進するとともに、地域との連携を深め、自衛隊の活動基盤を醸成していく所存である。