自衛隊熊本地方協力本部（本部長　１等陸佐　笹島　昭佳）は、令和６年７月１日（月）、県内高校３年生への募集解禁に合わせ、隊友会、家族会及び募集相談員の方々と連携し、熊本市内の各地において一斉の市街地募集広報を実施した。

当日は、うだるような暑さの中、本部長の要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」を体現すべく、普段は募集以外の業務（総務、渉外広報、就職援護等）に従事する部員も含め、５０名以上が一致団結、熊本地方協力本部一丸となって、ティッシュ、チラシ等の配布を実施した。

熊本駅、水前寺駅、新水前寺駅及び藤崎宮前駅を利用する学生等に対し、自衛隊の認知度を向上させるとともに、自衛官募集の熱い想いをアピールした。

昨年度、自衛官の採用率は低調となり、今年度も募集対象者人数の減少、世界最大手の半導体企業「ＴＳＭＣ」の熊本進出に伴う民間求人活動の活性化等、引き続き厳しい募集環境が続いている。

自衛隊熊本地方協力本部は、「情熱」と「連携」をもって一丸となり、１歩１歩を確実に踏みしめ前へ進み、小さな成果を確実に積み上げ、各関係協力団体及び地域の皆様のご協力のもと、失敗を恐れず果敢に挑戦し、募集広報活動を部員一同努めていく所存である。