西部方面隊創隊68周年記念行事募集ツアー
~大迫力の戦車試乗に参加者圧倒~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年3月3日(日)、健軍駐屯地において実施された西部方面隊創隊68周年記念行事における募集ツアーに募集対象者などを招待した。
募集ツアー当日、朝から冷え込んだものの、会場となった健軍駐屯地には多くの募集対象者等(36名)が集まった。
招待者の中には、今年度の合格者もおり、保護者とともにワクワクした様子で受付を行っていた。また、その横には担当広報官もおり、健軍駐屯地の施設を紹介しつつ観覧場所まで丁寧に引率を行っていた。
募集ツアーは、観閲式観覧の他、観閲行進や音楽演奏、装備品展示などのイベントが目白押しで、陸上自衛隊の精強さと錬成を重ねた乱れのない行進に参加者は全員目が釘付けとなっていた。
ツアーの締めくくりで行われた戦車の体験試乗では、目の前を轟音と砂ぼこりを上げながら走り抜ける様子に、自分たちの順番が回ってくるのを今か今かと待ちわびていた。順番が回り、10式戦車のカーゴに乗り込むと、興奮した様子で保護者に向かって笑顔で敬礼したりしていたが、いざエンジン音が鳴り響き進みだすと緊張した顔つきになっていった。
体験試乗が終わった参加者は、「とても楽しかった。戦車はすごく揺れるイメージだったが、スピードを出しても案外揺れなかった。戦車を運転する隊員さんもかっこよく、戦車に乗れる職種にも興味が出てきた。」と話し、興奮冷めやらぬ様子であった。
熊本地本は、令和6年度募集に向けて早期より募集対象者へ自衛隊に興味を持ってもらい、一人でも多くの入隊・入校者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱ある広報活動と部隊との積極的な連携で令和6年度の募集目標達成のため邁進する。