防衛大学校合格者説明会
~高い志を胸に秘める~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年2月23日(金)、防衛大学校合格者、保護者等を対象に合格者説明会を実施した。
本説明会では、防衛大学校についての概要説明と入校案内の補足説明や入校前の準備について説明することにより合格者及び保護者に安心して入校していただくとともに、同郷の絆作りを目的として実施した。
説明会には、学生の身近な自衛官として日常をサポートする指導教官の宮本3佐と先輩学生として昨年度入校した橋本学生の2名を防衛大学校より招へいし、磐石な体制で説明を実施した。
宮本3佐が実施する防衛大学校概要説明において、各種行事や携行品一覧を説明した後、防衛大学校と一般大学校の支出の差など、防衛大学校の魅力を十分に伝えると合格者だけでなく、保護者も感心して頷く様子が見られた。
その後行われた合格者の先輩にあたる橋本学生の体験談では、防衛大学校の1年間で培われた凛とした立ち振る舞いでの同郷者目線で語られる学生生活でのエピソードに合格者は聞き入っていた。その中で、「防衛大学校での生活は目が回るほど忙しい。忙しい中でも校友会などの活動に精を出し、日々楽しい生活を送っている。特に、私が所属するアメリカンフットボール部は活動が盛んで、是非興味を持っている方がいれば入部して欲しい。4月から君たちの入校を先輩として、そして同郷の者として心待ちにしている。」と締めた。
最後に実施した座談会では、同郷の同期としての絆を入校前に作ることを目的とし、自己紹介から始まったものの、序盤は中々質問が上がらなかったが、一人が質問をすると堰を切ったように抱える疑問点などを指導教官や学生に熱心に尋ねていた。座談会終了後も学生同士で集まり、談笑している様子が見られ、4月の入校式までに友人として入校するという目的に大きく近づいた様子であった。
熊本地本は、令和5年度募集活動の締めくくりとして、親目線、合格者目線で親身なフォローを続け、一人でも多くの入隊・入校者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱と愛情のこもったフォローと各種学校との積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。