高等工科学校合格者説明会
~小さな体に大きな決意~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年2月18日(日)、高等工科学校合格者及び保護者等を対象に合格者説明会を実施した。
今回の説明会の目的は、合格者に対し、学校生活や授業・訓練の流れを説明して同校に対する理解を深めてもらい、入校意欲を向上させることを目的としつつ、保護者に対し、安心してご子息を預けていただくための安心感の付与に重点を置いて実施した。
説明では、同校情報教官 松下 尚城氏と助教経験者である第8師団司令部 池田3尉を講師として呼んでおり、実際に教鞭をとる先生や学校生活での良き理解者となる助教目線での学校生活について熱く語った。
また、保護者に安心していただくため、現在、高等工科学校に通う生徒の保護者にも来ていただき、自身のご子息を入校させた思い出を語っていただいた。その際、「私も数年前、みなさんと同じ場所に座っていました。その時は本当に不安で、自分の子供が本当に自衛隊の訓練や洗濯などの自分の事ができるのか心配だった。」と話し、同じ境遇だからこその不安を共有し、続けて「時折しか連絡がないことは寂しいけれども、連絡がないからこそ元気な証拠なのかな?と思うようになった。連休の度に帰省する我が子がとどんどん逞しくなっていくのが嬉しい。自分の事は自分でできるようになっており、不安だった気持ちも今となっては全くない。この学校に通わせてよかったと思っています。みなさんも今は不安かと思いますが、案外、自分達の子供はやればできる子ってことに気づくことができますよ。」と最後は笑いながら話していた。
熊本地本は、令和5年度募集活動の締めくくりとして、親目線、合格者目線で親身なフォローを続け、一人でも多くの入隊・入校者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱と愛情のこもったフォローと各種学校との積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。