広報官識能強化教育
~最後まであきらめない~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年2月14日(水)、健軍駐屯地において広報官を一同に集め、広報官識能強化教育を実施した。
広報官識能強化教育では、今年度の成果の取りまとめと分析について募集班長から説明があり、次年度に向けての募集要項の変更部分、募集課が行う施策などの情報共有を行った。
その中で、各所広報官による地道な働きかけで成果に結びついた例として、過去、他の公安系と迷った結果、自衛隊ではない公安系公務員を選んだ方をひたすら繋ぎとめていた結果、自衛隊への憧れを捨てきれず、退職し、改めて自衛隊を目指す時の強力なメンター(相談者)となった事例をあげ、そのような「あきらめない精神」をもって広報官の任務に邁進してほしいと締めくくった。
その後、広報官と募集課員を交えたブレストを行い、「既卒者獲得のための施策」と題し、意見交換を行った。その中でも、やはり地道な草の根活動の重要性や昨今のデジタル世代に興味を示してもらうものとしてSNSの活用を上げる広報官が多く、各所が実践している草の根広報活動に加えてインフルエンサーの活用など様々な意見が上がった。
熊本地本は、令和5年度最後の自候生試験まであきらめることなく粘り強い募集活動を続け、一人でも多くの入隊・入校者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱のこもった募集広報と部隊との積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。
(募集課企画班長 中村事務官)