九州・沖縄地区防衛協会協議会と同時開催
~自衛隊募集・広報ブースin サクラマチクマモト~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年11月26日(火)、サクラマチクマモトにおいて自衛隊募集・広報ブースを開設した。
本イベントは、九州・沖縄地区防衛協会協議会の開催に併せて、地域の皆様に自衛隊の活動をより知っていただくことを目的に実施した。
会場では、広報官による説明コーナーの他、活動パネル展示、制服試着体験、自衛隊顔出しパネル、実際に活動する隊員が背負う重量の背のう体験、自衛隊缶バッジ作成体験というさまざまなイベントを実施した。特に顔出しマッチョパネルは人気であり、多くの方が足を止めて撮影を楽しんだり、制服試着体験では団体の学生たちがそれぞれ気に入った制服を着用して楽しそうに記念撮影をした。中にはヘルメット、迷彩服、背のうのフル装備を体験する学生もみられた。缶バッジ作成体験では、自衛隊装備品等の白色デザインに色塗りして自分だけのバッジが作成できるため、どれにするか悩んでいる方の姿も多くみられた。子供たちが作成したバッジを手に「ママ、つけて♪」と言って胸につけてもらう姿は微笑ましかった。説明コーナーでは、学生を中心に多くの方が来られ、中には保護者の方と一緒に話を聞く姿も見られた。広報官は懇切丁寧に説明し、説明を受ける方も真剣な表情で聞き入っていた。イベント終盤では、自衛隊熊本地方協力本部マスコットキャラクター「ゆうポン」が登場し会場を盛り上げた。子どもたちはチャームポイントの尻尾やおなかに触れ、ゆうポンと一緒に写真に納まっていた。
また、サクラマチ広場では第42即応機動連隊と西部方面特科連隊による、16式機動戦闘車及び19式装輪自走155mmりゅう弾砲、スキャンイーグルの展示が行われ、あいにくの雨の中、多くの方が傘を差しながらも興味深く見学していた。見学者からは、「どういった装備品なんですか?」、「どこから来ているんですか?」などの質問があり、支援部隊の隊員は丁寧に説明していた。
自衛隊熊本地方協力本部は、今後も様々な広報活動を通じて、多くの方々に自衛隊の各種活動について積極的にPRし、自衛隊の活動に対する理解を促進するとともに、地域との連携を深め、自衛隊の活動基盤を醸成していく所存である。