築城基地航空祭前日見学会
~C-2輸送機体験搭乗も堪能!~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年11月23日(土)に航空自衛隊築城基地において実施された、築城基地航空祭事前見学会に募集対象者を招待し見学ツアーを実施した。
見学ツアーは、第8航空団司令部監理部の広報による事前見学会の誘導・案内から始まった。令和2年度末をもって引退したF-4戦闘機の前で記念写真を撮り終えると、車両展示のエリアでは88式鉄帽と約12キロの防爆ベストを試着し、基地防空用地対空誘導弾用車両の試乗を楽しんだ。その後、格納庫に移動し、航空自衛隊70周年記念のプロジェクションマッピングを鑑賞したり、航空機の体験塗装に挑戦したりしていた。航空機展示のエリアでは、T-7初等練習機やF-2戦闘機、U-4多用途支援機が並べられており、参加者は整然と並べられた航空機の写真撮影に熱中していた。
その後はお待ちかねのC-2輸送機体験搭乗に向けて、認識票を首にかけてエプロン地区へ向かい、だんだん大きく見えてくるC-2輸送機に参加者は声が弾む様子であった。搭乗し着席すると、機内の様子や空中輸送員の離陸準備をまじまじと見つめていた。いざ離陸すると、シートベルトを外せない代わりに空中輸送員がヘッドセットやヘルメットの試着および写真撮影をしてくれた。また、パイロットと航空管制官のやり取りを聞くこともできたため、あっという間のフライトであった。
参加者からは、「実際に航空機に乗って、より航空自衛隊に興味を持ちました」「体験搭乗は2回目だったけど、初めての体験もあって楽しかったです」との感想が寄せられた。
熊本地本は、募集対象者へ自衛隊に興味を持ってもらい、一人でも多くの入隊・入校者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」のとおり、情熱ある広報活動と部隊との積極的な連携で募集目標達成のため邁進する。