2024やつしろ防災・119フェスタ
―防災について考えよう―
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年11月9日(土)、八代市鏡文化センターで開催された「2024やつしろ防災・119フェスタ」に参加した。
本イベントは、広く市民の防災意識の高揚を図ることを目的とし、今回が4回目の開催。毎年自衛隊は参加依頼を受けており、今回は災害派遣で活躍する装備品等や自衛隊広報募集ブースを設置した。
また、「自衛隊の国民保護の取り組みについて」をテーマに本部長が防災講話を実施し、国際情勢、国民保護に関する基本指針や防衛省・自衛隊の役割、国民保護のための平素の取り組みなどを講話した。
装備品展示では、第42即応機動連隊から16式機動戦闘車、96式装輪装甲車、軽装甲機動車、西部方面特科連隊から偵察用バイク、人命救助システム、野外炊具1号、1トン水トレーラを展示した。それに加え、西部方面航空隊から展示用の観測ヘリコプター(OH-6)が並び、多くの来客者が歓喜の声をあげていた。
募集広報ブースでは、熊本地震復興支援のパネル・動画を展示し、ミニ制服の試着を行い、小さい子どもたちの笑顔が見られるなど、イベントは大盛況のうちに終了した。
自衛隊熊本地方協力本部は、今後も他部隊と連携を図り、様々な広報活動を通じて、多くの方々に自衛隊の各種活動についてPRし、自衛隊の活動に対する理解や普段からの防災意識を促進するとともに、地域との連携を深め、募集広報活動に邁進する。
(八代出張所 吉住3曹)