令和6年度第5次予備自衛官5日間招集訓練を支援
いざという時のために!迷彩服を身にまとい訓練に励む!
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和6年10月18日(金)から22日(火)までの間、第42即応機動連隊が担任し、北熊本駐屯地で実施された熊本県内における今年度5回目の予備自衛官5日間招集訓練を支援した。
同訓練には予備2等陸佐から予備陸士長までの予備自衛官135名が参加し、久しぶりの迷彩服を身にまとっていた。
防衛法制、武器・体育訓練や警備訓練、特殊武器防護訓練など様々な訓練が実施され、練度の維持向上を図った。10月中旬とはいえ気温が28度を超える日もあり、参加者は額に汗し訓練に励み、真剣な眼差しで取り組む姿を見ると、「さすが元自衛官」という印象を受けた。
防衛法制を受講した参加者からは、「自衛隊への恩返しのために志願したが、現役同様、重要な任務を担うため、気を引き締めて訓練に臨みたい。」と話していた。
熊本地本においては、訓練期間を通じて、即応予備自衛官有資格者に対する志願勧誘や「応招確認システム※」の登録を促進するとともに、訓練2日目には永年勤続者表彰式を実施して、本部長表彰及び最終任期満了者に対する西部方面総監顕彰の受賞者8名に対し、本部長から伝達が行われ、予備自衛官として職務に精励した功績が称えられた。
予備自衛官制度に関しては、近年の災害派遣活動での活躍もあり、部内外における期待が高まっている制度であり、自衛隊熊本地方協力本部では、その期待に応えるためにも5日間招集訓練の位置づけは大変重要であるとの認識のもと、今後も訓練出頭環境の醸成に努め、訓練参加を促進していく。
※応招確認システムとは、災害などの発生に伴い、予備自衛官等に対し、安否・出頭可否の確認を行うシステム。