大学キャリアセンター職員等に対して自衛隊をPR!
~大学キャリアセンター職員に対する部隊研修~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 笹島 昭佳 1等陸佐)は、1月22日(月)、熊本県内の大学キャリアセンター職員等を健軍駐屯地に招へいし、キャリアセンター職員等に対する研修を実施した。
本研修は、大学の就職に関する相談役であるキャリアセンター職員に対して、自衛隊に関する概要説明及び部隊研修等を実施することにより、職業の一つとしての自衛官を認知していただくとともに自衛隊と大学との関係の構築と連携を目的としたものである。
前段では、自衛隊の任務や職種及び魅力ややりがいについて説明し、学生等が自衛官に志願する手続きや入隊後の教育内容及び幹部自衛官等としてのキャリアプラン等、自衛隊を学生等の就職先のひとつとして認識していただくための説明を実施した。また大学OBの現役幹部自衛官を交えての懇談においては、様々な話題に対して活発な質問を受けた。特にZ世代の学生に関心のある福利厚生やワークライフバランスに関する内容や入隊後の幹部自衛官としてのやりがい等、参加者からの多種多様な質問が印象的であり、充実した懇談ができた。
後段では、西部方面会計隊、第301通信直接支援中隊整備工場及び生活環境見学を実施した。西部方面会計隊では金銭の出納・給与計算等を司っている職場を見学し、デスクワークがメインとなる自衛隊の職種を見ていただき、第301通信直接支援中隊整備工場では、車両整備や無線通信機材整備の様子を見学していただいた。また、生活環境として隊員が普段生活を行っている営内及び厚生センターの様子を見学した際には高い関心が寄せられ多くの質問がなされ、自衛隊のリアルな一面を理解していただくことができた。参加者からは、様々な質問が活発に行われ、有意義な見学を実施することが出来た。
研修を終えて、参加者からは「実際に現場を見たり、現役自衛官から直接話を聞くことで今後、進路指導の現場や学生などからの自衛隊に関する質問に対応することができます。充実した研修に参加できて良かったです。」「今回の研修を通して知り得た知識を活用して、学生等に受験を提案しやすくなる。」等の言葉を頂いた。
熊本地方協力本部は、今後も様々な機会を通して、自衛隊に関する理解促進と更なる募集基盤の拡充を図るため、大学の就職に関する相談役であるキャリアセンター職員との緊密な連携を強化していく。