令和5年度第2次予備自衛官5日間招集訓練を支援
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年9月8日(金)から12日(火)までの間、第8偵察隊が担任し、北熊本駐屯地で実施された熊本県内における今年度第2回目の予備自衛官5日間招集訓練を支援した。
訓練には、予備2等陸佐から予備陸士長までの予備自衛官100名が参加したが、コロナの影響で久しぶりに参加する隊員もおり、現役時代の先輩や同僚、後輩達との再会に喜ぶ姿が見受けられた。
訓練が始まると、迷彩服に身を包み、引き締まった表情で射撃検定・体力検定・ガンハンドリングなど、連日30度を超える猛暑の中、真剣な眼差しで取り組む姿を見ると、「さすが元自衛官」の印象を受けた。
9月9日(土)には、自衛隊熊本地方協力本部長が永年勤続者に対する表彰式を実施し、15名の受賞者に対し永年の功績を称え表彰状が手渡された。受賞者の一人は予備自衛官としての勤務を全うし、今回が最後の訓練となったが「予備自衛官の重要性を認識し訓練に参加してきました。仕事との両立は厳しかったが、任期を終え安堵している。これからも陰ながら予備自衛官を応援したい。」との感想をいただき、予備自衛官への熱い気持ちが伝わってきた。
熊本地本は今後も予備自衛官等制度の普及及び予備自衛官との綿密な出頭調整に努め、志願の促進並びに出頭環境の醸成に邁進する所存である。
(予備自衛官班長 石井事務官)