高校教諭、自衛隊募集相談員に対して自衛隊をPR!
令和5年度任期制隊員合同企業説明会研修
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 笹島 昭佳 1等陸佐)は、8月28日(月)、熊本県内の高校教諭及び自衛官募集相談員計15名をグランメッセ熊本に招へいし、任期制隊員合同企業説明会の研修を実施した。
本研修は、自衛隊が独自で実施している合同企業説明会の現場を研修することにより任期制隊員の就職援護態勢及び再就職状況について理解を深めていただき、採用種目の一つとして任期制隊員である自衛官候補生を認知していただくとともに自衛隊と各学校及び自衛官募集相談員との関係構築と連携の強化を目的として、毎年実施しているものである。
研修は、まず初めに、説明会の担当部署である援護課の総括班長が任期制隊員の退職時期、説明会の概要、隊員が再就職する場合の手順について説明を行い、次いで募集課長が任期制隊員である自衛官候補生を主体とした募集採用の概要説明を行った。研修参加者は熱心に説明に耳を傾け、活発な質疑応答がなされ、自衛隊に入隊する多種多様なコースや、処遇や福利厚生に関する質問が多数あった。
その後、来春退職予定である任期制隊員と参加企業が面談している様子を研修した。研修参加者は、熱気ある説明会の様子を凝視しており、自衛隊に対する関心の高さを伺うことができ、今後多くの志願者が輩出できる期待を感じた。
研修を終えて、参加者からは「実際に現場を見てみることで、今後の進路指導や生徒からの自衛隊に関する質問に対応することができる。」「今日の研修はとても充実した研修であり参加して良かった。」「自衛官募集相談員としての役割を再認識した。」「今回の研修を通して知り得た知識を活用して、今後は一人でも多くの入隊希望者情報を提供したい。」との言葉を頂いた。
熊本地本は、今後も様々な機会を通して、自衛隊に関する理解促進と更なる募集基盤の拡充を図るため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」のとおり情熱をもった熱い募集広報、地本と学校教諭及び募集相談員との綿密な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。