日出生台で総合戦闘射撃を見学!
~実弾射撃に参加者釘付け~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年8月27日(日)、募集対象者等を招待し、日出生台演習場において第42即応機動連隊が実施する総合戦闘射撃訓練見学を実施した。本見学は、熊本県内では見ることのできない射撃訓練であり、その貴重な経験を通じて陸上自衛隊への理解を深めていただき、志願意欲の向上を図ることを目的としたものである。
見学当日は、晴天に恵まれ視界はよく、絶好の見学日和となった。熊本市から日出生台演習場までの道のりは遠く、阿蘇の山を越えての移動となるため、参加者は少し疲れが見える様子であったが、演習場の門をくぐり射撃訓練参加車両とすれ違うたびに見学の楽しみからかその車両にくぎ付けになり、疲れも吹き飛んだ様子だった。
見学位置に到着後、広報担当者による概要説明を受けたのち、慣れない重い鉄帽を着用した。訓練開始の発声で遠方からの射撃が大きな轟音と共に始まると、最初は大きな音に驚いていた見学者もすぐにその音にも慣れ、双眼鏡を使って着弾点の方向を見学していた。
特に、見学者を興奮させたのは、目の前で行われた16式機動戦闘車(MCV)の射撃であり、その迫力に見学者は皆驚き、自衛隊の精強さを理解するには十分すぎるほど迫力と射撃の正確性であった。また、訓練部隊の厚意でスカイレンジャー(ドローン)を見学テント付近に着陸してもらい、見学者は間近で見る装備品を興味深く観察していた。
参加者からは、「迫力があり、最高に楽しかった。」や「戦闘車両がかっこよかった」などの感想があがり、帰りの車内でも見学内容について参加者同士大いに盛り上がっていた。
熊本地本は、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」のとおり情熱をもった熱い募集広報、地本と部隊という垣根を超えた積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。