航空学生説明会
~募集対象者と保護者が集う~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年8月26日(土)、高校生及びその保護者を対象に航空学生説明会を実施した。
本説明会は、海自及び空自パイロットを目指す募集対象者及び保護者へ航空学生制度の概要説明や航空機の説明を通じて志願意欲の向上と不安点の解消を目的として実施した。
概要説明では、海上自衛隊航空学生出身の水俣地域事務所 所長 諸隈1尉と募集課長より航空学生の概要説明やパイロットの道筋、キャリアプランなどの説明を行い、同制度への理解を深めさせた。また、説明後、VRゴーグルを使用して、ブルーインパルスのVR動画を視聴し、実際のパイロットの目線を体験した。
続いて行われた航空機の説明では、参加者に紙飛行機を折らせ、航空機の基本となる操縦桿やラダーを動かした際の飛行機の動きや機体の傾き、その時の視点などについて参加者自身が紙飛行機を傾けつつスクリーンに表示されるパイロットの視点を確認し、操縦しているイメージを付けさせた。
その後、諸隈1尉がパイロット時代に世界各国のパイロットと交換した部隊章や自身が所有する航空図の展示を行うと参加者は興味津々で質問を行っていた。参加者からは「空自の航空学生になって戦闘機のパイロットになりたい気持ちが強くなった。」や、保護者からは、「小さいころに連れて行ったブルーインパルスの展示飛行を見てからずっとパイロットに憧れている。夢を叶えるために頑張ってほしい。」と応援している様子が伝わった。
熊本地本は、一人でも多くの合格者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱をもった熱い募集広報、積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。