水俣市「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」
~くまモンも登場~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年8月5日(土)、水俣市文化会館等において「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」を支援した。
「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」は、内閣官房・消防庁・熊本県・水俣市が主催し、訓練については防災行政無線等による住民や児童への情報伝達、屋内への避難が実施された。訓練終了後は訓練参加者に対して本部長による「防衛講話」を実施し、同時開催された防災イベント「みなまた防災体験フェス」において、陸上自衛隊西部方面特科連隊(熊本県熊本市)から82式指揮通信車等の展示、第8特殊武器防護隊(熊本県熊本市)からNBC偵察車、除染車等の展示といった普段は目にする機会がない装備品等を披露した。イベント中には熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」が登場し、会場を大いに盛り上げた。
また、広報ブースでは、オリジナルグッズの配布や熊本地震や令和2年7月豪雨をはじめとする自衛隊の各種活動のパネル展示を行い、来場者の自衛隊に対する理解を深めていただいた。中でも際立って目を引いていたのが南極の氷の展示であり、当日は晴天により猛暑であったため、非常に好評であった。氷に触れた来場者からは「冷たくて気持ちいい」「南極に行ってみたい」といった声を頂いた。
自衛隊熊本地方協力本部は、引き続き地域の活動に積極的に参加し、地域の皆様に自衛隊を身近に感じてもらい、自衛隊に対する理解促進、認知度向上、募集活動に邁進していく所存である。
(水俣地域事務所長 諸隈1尉)