装備品に魂を込める!入魂式を見学!!
~県内初お披露目の装備品に参加者釘付け~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年8月4日(金)、募集対象者を招待し、北熊本駐屯地に新たに配備された「19式装輪自走155mmりゅう弾砲(19WHSP)」入魂式の見学を実施した。
入魂式とは、新たな装備品が部隊配備される際に本装備品の制作、配備に関わった来賓や部隊長らの名前をプレートに刻むという陸上自衛隊の行事としては非常に珍しい行事であり、見学した募集対象者からは、厳かな雰囲気の中、来賓や部隊長が次々に名前を刻み、魂を入れ込む様子に見入っていた。
入魂式の中で、連隊長から「19式装輪自走155mmりゅう弾砲は、全国の特科部隊に先駆けて配備されたものであり、我々は事態に即応するため、本装備品の特性を活かした新たな戦い方を習熟し、早急に戦力化を図る必要がある。本装備品を我々の新たな相棒として、愛護心をもって取り扱い、隊員一人ひとりが日々のたゆまぬ努力を期待する。」という言葉があった。
入魂式の後、集合写真を撮っていると、西方特科連隊の広報担当者のご厚意により特別に装備品展示を行っていただき、参加者は間近に迫る装備品に目を輝かせていた。参加者からは「自衛隊は怖い・キツイのイメージがあり、不安だったけど、隊員さんがとても親切にしてくれてイメージが変わった。」や「大砲部隊にも女性がいたことにビックリした。私も大砲部隊に行ってみたいと思った。」と話しており、陸上自衛隊の印象を変えるほど非常に好評であった。
熊本地本は、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り情熱をもった熱い募集広報、地本と部隊という垣根を超えた積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。