リクルータを経験して
勤務先・階級氏名:熊本分駐所・1等陸士 村上 真理
私は、令和5年7月1日(土)から7月31日(月)までの間、熊本地方協力本部熊本分駐所において臨時勤務をさせていただきました。新たな場所で初めて関わる方達との勤務に胸を膨らませていました。実際に職場へ行ってみれば、広報官の方々が優しく出迎えてくださりとても勤務しやすい雰囲気の職場でした。
リクルータの主な勤務内容は、学校等での自衛隊説明会、下通りサテライトブース勤務、市街地広報イベントなど、リクルータならではの仕事を経験することができました。
私の母校である専修大学熊本玉名高校や熊本農業高校の説明会では、多くの生徒たちが自衛隊に興味を持ち、活発な意見交換ができ、親身に話を聞いてくれてとても嬉しく感じました。また、担任の先生やお世話になった先生方は私の成長した姿を見て大変感激されていました。自衛隊のことを説明する際には、どのように話をしたら生徒たちに興味もってもらえるか、同じ目線に立って話をするよう心がけました。人前に出て喋ることは苦手ですが、これから採用試験を検討する後輩に自衛隊のメリットやデメリットも正確に伝えることができました。
下通りサテライトブースでは、通り掛かる方々に挨拶をし、ティッシュ配りをする中で、立ち止まって激励のお言葉をいただいた際には、自衛隊という組織の一員として認められていると感じ、嬉しさと同時にこれからもより一層頑張ろうと励みになりました。
今回のリクルータ勤務を通して学んだことは、広報官という職業の大変さと重要さです。自衛隊に対する国民の理解と関心を深めるために様々な行事を行い、一人でも多くの方に入隊してもらうための資料作成、対象者にあった理解しやすい説明は広報官の方々が創意工夫をされているからだと実感しました。人との関わりが大事な広報官に憧れを持ち、その重要性を自覚し、私も今後の自衛隊生活で広報官になるという選択肢が増えました。
たくさんの方たちと関わることができたこの一か月は、とても貴重な時間でした。リクルータで経験できた楽しさと募集広報の大切さを忘れず、これからの勤務も頑張っていこうと思います。
最後にこの様な機会を与えて下さった本部長をはじめとする熊本地方協力本部の皆様や、快く送り出してくれた部隊の皆様には大変感謝しています。一か月という短い期間でしたが、ありがとうございました。