中学校教諭等に対して自衛隊をPR!
~令和5年度中学校教諭等説明会~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 笹島 昭佳 1等陸佐)は、7月14日(金)、熊本県内の中学校教諭等を健軍駐屯地に招へいし、説明会及び部隊研修を実施した。
本研修は、中学校の教諭等に対して、自衛隊及び陸上自衛隊高等工科学校に関する説明及び部隊研修等を実施することで、職業の一つとしての自衛官及び進学・就職先としての高等工科学校を認知して頂くとともに自衛隊と中学校との関係構築と連携の強化を目的として、熊本地本では昨年に引き続き2回目の試みとして企画・実施したものである。
まず初めに、熊本地本募集課長が自衛隊の任務や職種及び魅力ややりがい等について説明した。
その後、高等工科学校の永田豪教官による、学校の概要、受験要項、卒業後の自衛官としてのキャリアプラン等、高等工科学校を中学生の進路選択の一つとして認識して頂くための説明が実施された。
また、教官と高等工科学校卒業生である隊員2名を交えての懇談においては、様々な話題に対して活発な質問を受けた。特に、高等工科学校での生活や現在の勤務内容、訓練、業務に関して多くの質問がなされ、自衛隊に対する関心の高さと、進路指導の参考を得ようとする教諭等の熱意が感じられ、地本と中学校教諭、双方にとって充実した懇談となった。
説明後、懇談に続いて実施した部隊研修においては、西部方面後方支援隊第101特科直接支援隊第2直接支援中隊整備工場で、高等工科学校卒業生である所属隊員の勤務環境を研修した。更に、西部方面会計隊では金銭の出納・給与計算等を司っている職場を見学し、デスクワークを含めた自衛隊の多様な職種を目の当たりにした。生活環境研修では、食堂、営内及び厚生センターといった隊員が普段集団生活を行っている様子を見学した。中学校教諭からは、高い関心が寄せられ多くの質問がなされ、自衛隊のリアルな一面を理解して頂くことができた。
研修を終えて、参加した教諭からは「高等工科学校の卒業生が実際に勤務している現場を見ることで今後、進路指導での場面や学生などからの自衛隊に関する質問に対応することができます。充実した研修に参加できて良かったです。」「今回の研修を通して知り得た知識を活用して、中学生達に受験を提案しやすくなる。」等の言葉を頂いた。
熊本地方協力本部は、一人でも多くの合格者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」のとおり情熱をもった熱い募集活動、積極的な学校教諭と本部及び事務所との連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。