海上自衛隊佐世保地方隊70周年訓練展示
熊本では見ることのできない艦艇を見学
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年7月8日(土)、募集対象者や保護者など103名を招待し、長崎県佐世保市において実施された「海上自衛隊佐世保地方隊70周年訓練展示」へ参加した。
イベント当日、佐世保洋上は強風と大雨の大荒れの天気で、移動途中、当初予定されていた体験航海は中止という連絡があり、バスでは落胆の声があがったが、乗艦予定の「あきづき」の特別公開が行われることになったため、艦艇を楽しみにしていた参加者は安堵した様子であった。
会場となった岸壁では、普段熊本県では見ることのできない海自艦艇が多く停泊しており、参加者はバスの中から目を輝かせて護衛艦群を眺め、各々準備していた雨合羽を羽織りながら到着を今か今かと待ちわびていた。
護衛艦「あきづき」では、熊本地本からの参加者や隊員家族などが、展示されている装備品や隊員の説明に耳を傾け、記念撮影をするほど、雨が降り続くあいにくの天気であったが、各々が特別公開を楽しんでいる様子であった。また、あきづきの隊員も雨に打たれながらも終始笑顔で説明や案内などの対応等、非常に好感の持てる印象であった。
参加者からは、「体験航海が出来なかったのは大変残念だが、こうして艦艇を間近で見学できて嬉しかった。また、機会があれば誘ってほしい。」や「海上自衛隊の方と話せて楽しかった!装備品もかっこよかった!」と好評であった。
熊本地本は、これからも積極的な募集活動を実施し、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り情熱をもった熱い募集広報、地本、陸・海・空、部隊という垣根を超えた積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。
(募集課企画班長 中村事務官)