九州で唯一の戦車部隊を見学!
~10式戦車の躍動を体験~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年7月6日(木)、募集対象者等を招待し、陸上自衛隊玖珠駐屯地において10式戦車体験搭乗に参加した。
イベント当日は、梅雨の中であったが奇跡的に晴天に恵まれ、絶好のイベント日和となった。
晴天には恵まれたが、熊本から玖珠駐屯地までの道のりは遠く、阿蘇の山を越えての移動となるため、参加者は少し疲れが見える様子であったが、駐屯地の門をくぐり展示用戦車から出迎えられると疲れも吹き飛び、戦車にくぎ付けになっていた。
記念撮影と駐屯地の概要説明を受けたのち、玖珠駐屯地が保有する各種装備品の見学では、説明担当者の小気味良い説明で時折笑いと感嘆の声が漏れていた。
いよいよ、皆が楽しみにしていた10式戦車の体験試乗となり、参加者は搭乗時及び走行中の注意事項の説明の後、ヘルメットを着用し、戦車後部の試乗席へ乗り込んだ。厳しい暑さの中であったが、嬉しさと高揚感で全員が笑顔になっていった。
出発の合図とともに、轟音を響かせ、地面を震わせながら速度を増していくと、大きな車体はあっという間に我々の視界から消えていった。Uターンして再度直線で加速をし、砂ぼこりを舞い上げながら高速で走る姿は、自衛隊の精強さを見せるには十分すぎるほど迫力のあるものであった。
最後に玖珠駐屯地自慢の食事を堪能し、イベントは終了した。参加者からは「最高に楽しかった!」や「ご飯とてもおいしかったです。もっと食べればよかった・・・」などの感想をいただき、帰りの車内でも見学内容について参加者同士大いに盛り上がっていた。
熊本地本は、これからの高校生の募集解禁以降も本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り情熱をもった熱い募集広報、地本と部隊という垣根を超えた積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。