未来の音楽隊員たちへ
―平成音楽大学生―
自衛隊熊本地方協力本部宇城募集案内所(所長 2等陸尉 藤木 清一)は、令和5年5月24日(水)、令和5年度平成音楽大学自衛隊説明会を開催した。
本説明会は、同所が管轄する御船町に存在する平成音楽大学の主に楽器を演奏するコースの全学生を対象に行なった説明会で、毎年行なっているものである。今年度は、陸上自衛隊西部方面音楽隊から隊員3名と航空自衛隊西部航空音楽隊から隊員4名の支援を受け、宇城募集案内所からは所長、学校担当広報官(広報官 陸曹長 原田 将興)が参加し、自衛隊の魅力を学生に伝えた。
まず、学校担当広報官から「自衛官の受験案内」ということで自衛隊の各種コースや福利厚生について説明した。続いて、西方音楽隊の3等陸尉 上田 知明が音楽隊の訓練風景や演奏風景などの写真を用い、陸上自衛隊の音楽隊の活動・魅力について話をした。最後に、西部航空音楽隊の2等空尉 大石 利勝が航空自衛隊の音楽隊の活動と、陸上自衛隊音楽隊との違い・魅力を語った。
最後に、楽器ごとに分かれて懇談を行い、学生からたくさんの質問が飛び交い大変盛り上がった。また、西部方面音楽隊の歌姫との呼び声も高い、声楽要員 1等陸士 水上 珠奈も学生らと言葉を交わし、とても和やかな場となった。
「音楽隊は合格するのが、難関なので…」と話していた学生も、説明会後には「仕事で好きな楽器を演奏できること。小さい頃から頑張ってきたことを続けられると思うと、受験してみようかなと思った。」と音楽隊に興味を持っていた様子であった。
自衛隊熊本地方協力本部は、これからも各部隊と協力し、地域・学校と連携し、自衛隊に対する理解促進のため、積極的に広報募集活動を部員一同努めていく所存である。