令和5年度募集目標達成に向けて!
~広報官の識能強化教育を実施~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年5月18日(木)、広報官等を対象に識能強化教育を実施した。
本教育には、部外講師としてジブラルタ生命株式会社 セミナーインストラクター 今村 誠氏を招へいし、「民間企業と自衛隊の処遇の違い」と題し、教育を行った。
教育内容は、自衛隊員が在職中に受ける福利厚生が民間企業とどれだけ違うのかに重点が置かれ、我々隊員が何気なく受けている福利厚生がどれだけ恵まれているか、を理解できる教育となっていた。その中で、自衛隊員の生涯収入は熊本県平均と比して1億円程度多く、退職金に至っては約2倍多いとの話を聞くと広報官等は驚いた様子でメモを取っていた。また、いざという時の医療費や退職後の年金についても様々な優遇施策があることを知り、広報官自身にとっても非常にためになる教育となった。
本教育において得た知識は、募集対象者等へ自衛隊を勧めるための一つの武器として大いに効果的であるとともに、対象者を子に持つ保護者に対する安心感の付与に非常に効果のあるものとなった。参加した所長からは、「初めて知ることばかりで、自衛隊に全く興味がない子でもこれだけの充実した福利厚生制度に興味をもつ子もいるかもしれない。」との感想があり、広報官にとって自衛隊をより魅力的にPRするための有意義な識能強化となった。
熊本地本は、これからの本格的な募集解禁までに本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り情熱をもった熱い募集広報、各所と本部という垣根を超えた積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。
(募集課企画班長 中村事務官)