北熊本駐屯地見学ツアー
未来の自衛官たちへ
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 𣘺本 賦)は、令和5年3月24日(金)、北熊本駐屯地において、県内在住の大学生等を対象にした部隊見学ツアーを実施した。
本行事は、大学生等に実際に部隊を見学してもらい、より身近に自衛隊を感じてもらうことを目的として計画したもので、SNS・HPによる公募を行い10名が参加した。
はじめに、北熊館(駐屯地資料館)において、渉外広報室長による防衛講話を実施し、我が国をとりまく安全保障環境と自衛隊の取組みについて、説明したところ、学生達は、真剣なまなざしでスクリーンを見つめ、話に聞き入っていた。講話を聴講した学生からは、「国のために実施している様々な活動を知り、自分もできることをやってみたい。」「外国との交流関係や合同訓練等を実施している事を初めて知り印象に残った。」との感想をいただいた。
引き続き実施した装備品展示、96式装輪装甲車への体験搭乗においては、「テレビなどの映像で見るよりも大きくて迫力があった。」「思っていたよりも速く動くことに驚いた。」などの声が聞かれた。
最後に北熊館において自衛隊の今までの活動状況や駐屯地の歴史等を説明し、熱心に聞き入る姿を見て、企画した我々も感動を覚えた。今回、参加していただいた方々には、自衛隊に対する興味や関心を深めてもらえたものと思う。
自衛隊熊本地方協力本部は、今後も広報活動を通じて、多くの方に自衛隊の魅力を発信し、自衛隊に対する理解促進を図っていく所存である。
(渉外広報室広報班長 藤本1尉)