大学生へ自衛隊の魅力を伝える
本部長による防衛講話
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 𣘺本 賦)は、令和5年3月10日(金)、熊本地方合同庁舎において熊本県熊本市議会議員であり熊本県自衛隊家族会事務局長 光永 邦保氏が主催するブートスクールに参加する県内の大学生3名に対して、防衛講話を実施した。
本講話は、防衛思想の普及を目的に、昨年度から実施しているものである。我が国をとりまく安全保障環境に関して、中国、北朝鮮、ロシアの軍事動向と新たな領域である宇宙・サイバー・電磁波の取り組み等や、自衛隊の任務、組織、幅広い職種・職域、現在実施している様々な活動や予備自衛官制度等について説明するとともに、令和4年12月16日に閣議決定された、いわゆる「戦略3文書」のうち特に、国家安全保障戦略の概要について説明した。
今回講話を聴いた大学生は、厳しさを増す世界情勢や安全保障環境についてさまざまな疑問や危機感をもっており、今後の自衛隊や国の対応、我が国の防衛体制等について質問が次々に飛び交い、自衛隊や国への思いを聞くことができた。
また、引率した光永氏からは「本部長からの懇切丁寧な講話、我が国を取り巻く安全保障環境について教えていただき学生一同大変感謝しております。」との御礼の言葉を頂いた。
熊本地本は、今後も様々な広報活動を通じて、多くの方に自衛隊の各種活動について積極的にPRし、自衛隊に対する理解を促進していく所存である。
(渉外広報室渉外班長 大谷准尉)