自衛官募集相談員委嘱式
地域に密着した方々に対して募集相談員を委嘱
自衛隊熊本地方協力本部(1等陸佐 𣘺本 賦)は、1月23日(月)から3月2日(木)の期間中、熊本県下の45自治体の首長と自衛隊熊本地方協力本部長の連名による自衛官募集相談員委嘱式を挙行し、熊本県下161名の方々に対して自衛官募集相談員としての委嘱状を交付した。
自衛官募集相談員とは、各中学校校区単位に配置され、防衛問題及び自衛隊に関心を持ち、かつ、地域に根付いた様々な活動を行っている方々である。有益な志願者情報の提供や自衛隊熊本地方協力本部の行う様々な募集広報活動への協力を頂いており、2か年の期間を定めて委嘱している。
委嘱式では、委嘱者に対して各自治体首長より委嘱状の交付、本部長より自衛官募集相談員であることの証である標札の交付を行い、また2年間の期間が終了する方々に対しては、本部長より感謝状を贈呈した。式の中で本部長は、「委嘱期間が終了する方々のこれまでの活動に感謝の意を表しますとともに、新委嘱者におかれましては募集状況が厳しい状態でありますが、自衛官募集へのご支援、ご協力を宜しくお願いします。」と挨拶を述べた。
委嘱者からは「厳しい募集環境下だが、地域に密着して1件でも多くの自衛官募集の情報を提供していきたい。」と力強いお言葉を頂いた。
熊本県下においては、自衛官募集相談員からの志願者情報が毎年寄せられ、その情報により入隊を果たした志願者が多数いることから、地域に密着した募集活動を担う自衛官募集相談員の存在が必要不可欠となっている。
熊本地方協力本部は、今後も様々な機会を通して、自衛隊に関する理解促進と募集基盤の拡充を図るため、自衛官募集相談員との緊密な連携を強化し、より多くの志願者獲得へまい進していく。