令和5年度海上自衛隊・航空自衛隊合格者説明会
~新たな旅立ちへの不安を全て払しょくする~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年12月16日(土)、17日(日)の2日間、熊本地方合同庁舎において1日目は海上自衛隊、2日目に航空自衛隊一般曹候補生及び自衛官候補生合格者説明会を実施した。
本説明会は、各自衛隊の教育隊の概要や隊員の福利厚生を合格者とその保護者に説明することにより、合格者の入隊意欲を向上させるとともに、保護者に安心してご子息・ご息女を教育隊へ預けていただくため、安心感の付与を目的として毎年実施している。今年度については、自衛隊の魅力の一つである福利厚生について強くPRした。
海上自衛隊教育隊概要説明を八代出張所長の上野1海尉、航空自衛隊教育隊概要説明を玉名地域事務所長の小野1空尉が実施し、それぞれに着校から宣誓書の記載、入隊式までの流れ、教育隊で学ぶ内容や施設などについて写真を交えて解説した。説明の最後に、自身の教育隊時代の思い出を語ると、「当時の教育隊同期と今でも連絡を取り合っている。自衛隊の特性上全国各地に友人がいるようなもの。教育隊での大変だけども濃密な時間を共に過ごした仲間は一生の宝となる。今回参加した合格者は全員同期となる。熊本県出身者として共に手を取り合って教育期間を乗り越えて欲しい。」と締めた。
続けて行われた福利厚生の説明では、隊員に施される福利厚生の中で共済組合が実施する事業や団体保険などについて詳細に説明すると、合格者には少し難しかったのか頭上に「?」が浮かんでいるような方もいたが、保護者は熱心にメモを取りつつ大きく頷くなど自衛隊の充実した福利厚生に安心している様子であった。
最後に、熊本県出身リクルータを交えた懇談においては、やはり初めはお互いに恥ずかしさから会話は少なかったが、リクルータの若さ溢れる積極的な声掛けで一気に堰を切ったように合格者、保護者が質問を重ね、それぞれに不安や疑問を解消していった。懇談終了後もリクルータと楽しそうに話していたり、初めて会ったにも関わらず合格者同士で連絡先を交換している姿を目にすることができ、本説明会の目的達成を感じることができた。
熊本地本は、一人でも多くの入隊者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱のこもった募集広報と積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。