水俣市「水俣市防災フェスタ2023」
―陸上自衛隊装備品大集合―
自衛隊熊本地方協力本部水俣地域事務所(所長 1等海尉 諸隈 宣亮)は、令和5年11月12日(日)、エコパーク水俣で開催された「水俣市防災フェスタ2023」を支援した。
本イベントは水俣市が主催し、地域住民に楽しみながら防災に関する意識や知識を高めてもらうために開催され、自衛隊を含む36団体が参加し、約6000人の来場者でにぎわいを見せた。
自衛隊は陸上自衛隊西部方面特科連隊(熊本県熊本市)から19式装輪自走155mmりゅう弾砲等の展示、西部方面航空隊(熊本県上益城郡)からOH-6等の展示、第8特殊武器防護隊(熊本県熊本市)から化学防護車等の展示と普段は目にする機会がない14種類の装備品を披露し、来場者は各展示装備品の能力や運用の説明に耳を傾け、興味深く見学する様子が見られた。同じく水俣地域事務所は広報ブースを設置し、制服の試着コーナー、オリジナルグッズの配布、熊本地震や令和2年7月豪雨をはじめとする自衛隊の各種活動のパネル展示を行い、来場者の自衛隊に対する理解を深めた。
イベント中には、水タンクトレーラ及び野外炊具による給湯支援のもと水俣市地域婦人会によるカレーライス500食の炊き出し訓練も実施された。また、災害時の輸送を模して大型トラックの体験乗車も実施され、多くの来場者が体験した。イベント中、特に目を引いていたのがOH-6の展示であり、実際にコックピットに乗り込み、操縦桿を握り、満面の笑みで写真撮影をする姿が多くみられ、非常に好評であった。来場者からは「飛んでるヘリコプターに乗ってみたい」「自衛隊の車両がこんなにいろいろあるのを知らなかった」といった声を頂いた。
自衛隊熊本地方協力本部水俣地域事務所は、引き続き地域の活動を積極的に支援し、地域の皆様に自衛隊を身近に感じてもらい、自衛隊に対する理解促進、認知度向上、募集活動に邁進していく所存である。