防衛大学校一般試験
~将来のリーダーを目指す学生が集う~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年10月28日(土)、熊本学園大学において令和6年度入校防衛大学校一般学生採用1次試験を実施した。
昨年度までは防衛大学校一般試験は2日間の日程で実施されていたが、今年度は2日分を1日で実施することとなっており、受験生は多くの試験科目を1日で乗り越えなければならず、従来と違う環境であるため、熊本地本勤務員も受験生に安心して受験させるために前日より入念な準備を行った。
試験当日、会場となった熊本学園大学には朝早くから将来、自衛隊のリーダーとなる幹部自衛官を目指す学生が集い、受付は熱気に包まれていた。
人社と理工の2会場に分かれた試験会場では、受験生は静かに説明開始まで参考書を開き、自身の力を余すことなく発揮できるよう最後の最後まで知識の詰め込みを行っていた。
試験開始の合図で会場には一斉に紙をめくる音と「カリカリ」と鉛筆の音だけが大学構内に響き、今までの勉強の成果を全て出すため、皆真剣に試験へ臨んでいた。
朝9時から始まった試験は、全科目終了時刻が夕方5時までおよび、受験生は皆全力を使い果たした様子であったが、その表情は晴れやかな顔つきであり、試験に確かな手ごたえを感じている様子であった。
熊本地本は、一人でも多くの志願者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱をもった熱い募集広報と積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。
(募集課企画班長 中村事務官)