令和5年度防衛医科大学校(医学科)試験
~将来の医官を目指す~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年10月21日(土)、令和5年度防衛医科大学校医学科試験を実施した。
試験当日は、将来、自衛隊における「医師」として国内外を問わず活躍する医官になるという崇高な「意志」を持った受験生が集い、少し肌寒く感じる気温であったが、学生からは燃えるような熱意が伝わり、会場が温まっているようであった。
受験生の集まる試験会場では、説明開始直前まで参考書やお手製ノートを見直しており、今までの勉強の成果を全て出すために最後の最後まで気を抜かずに努力していた。
試験開始の合図で会場には一斉に紙をめくる音と「カリカリ」と鉛筆の音だけが響き、力を存分に発揮するため、皆真剣に試験へ臨んでいた。
朝9時から始まった試験は、全科目終了時刻が夕方6時までおよび、受験生は皆、力を使い果たした様子であったが、その表情は大きな壁を乗り越えた安堵からか笑顔がこぼれ、一緒に来た友人と「あの問題はどうだった?難しかったよな。」などと話しながら帰る様子は、受験生から一気に普通の学生に戻った様子であった。
熊本地本は、一人でも多くの合格者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱をもった熱いフォローと積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。
(募集課企画班長 中村事務官)