令和5年度統一期一般曹候補生試験
~自衛官の道へ一歩前進~
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 笹島 昭佳)は、令和5年10月15日(日)から18日(水)にかけて、健軍駐屯地において令和5年度第2回曹候補生採用試験を実施した。
試験は面接試験と身体検査とで構成されており、各日、受験生は朝早くから会場となった健軍駐屯地援護センターへ集い、面接の順番を今か今かと待ちわびている様子であった。
面接の順番が回り、会場前まで案内すると、緊張からか中々ノックする手が伸びない受験生もいたが、大きく深呼吸を繰り返し、心を落ち着けて元気よく面接会場へ入っていった。
面接では、曹候補生を受験したきっかけや学生時代に打ち込んだ部活動の内容を溌溂とした表情で面接官へ発表する等、受験生全員が全力を尽くして面接に臨んだ。
その中で、ある受験生は「小学校5年生の時に熊本地震で被災し、不安の中、避難所で過ごしている時に優しく接してくれた陸上自衛隊の隊員さんに憧れて自分も誰かを助け、笑顔にしたい!と決意し、志願しました。」と志願動機を話し、自衛官になるという夢実現のため、大きな一歩を踏み出した。
熊本地本は、一人でも多くの合格者を確保するため、本部長要望事項である「燃やせ、情熱」「深めよ、連携」の通り、情熱をもった熱いフォローと積極的な連携で令和5年度の募集目標達成のため邁進する。
(募集課企画班長 中村事務官)