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第III部 わが国防衛の三つの柱(防衛の目標を達成するための手段)

2 米軍等の部隊の武器等防護(自衛隊法第95条の2)の警護の実績

自衛隊法第95条の2の規定に基づく米軍等の部隊の武器等の防護として、2021年は、弾道ミサイルの警戒を含む情報収集・警戒監視活動の機会に、米軍の艦艇に対して自衛隊の艦艇が4回、共同訓練の機会に、米軍の艦艇に対して自衛隊の艦艇が10回、米軍の航空機に対して自衛隊の航空機が7回、合計21回の警護を実施した。米軍に対するこうした警護実績は、日米同盟の深化を示すものであり、日米各部隊の相互運用性はますます向上している。

また、同年には、この規定に基づき初めて豪軍に対する警護を実施した。これは、日豪共同訓練の機会に自衛隊の艦艇が豪軍の艦艇に対して警護を実施したものであり、部隊間の相互運用性が向上し、より一層緊密な連携が可能となった。

参照資料19(米軍等の部隊の武器等防護の警護実績(自衛隊法第95条の2関係))