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<解説>無人アセットを用いた機雷対処

令和7年に実施された実機雷処分訓練において、海上自衛隊は無人機雷排除システムを用いた機雷処分を達成しました。無人アセットによる実機雷処分は世界的にも例が少なく、わが国の対機雷戦能力が新たな段階に入ったことを示す成果です。

機雷は、比較的低コストで高い軍事効果を発揮し得る兵器であり、海上交通路の遮断や上陸作戦の阻止など、紛争初期から抑止・作戦両面で重大な影響を及ぼします。これに対処する対機雷戦は、従来、高度な技能を有する人員が危険な環境下で遂行する必要がありました。

無人機雷排除システムの活用は、こうしたリスクを大幅に低減するとともに、持続的かつ柔軟な対処を可能とするものです。今回の成果は、技術的優位性の実証にとどまらず、海上優勢の確保やシーレーン防護の信頼性向上を通じ、わが国の抑止力強化に資するものと位置付けられます。

無人アセットによる機雷処分の瞬間

無人アセットによる機雷処分の瞬間