現「三文書」に、ゲームチェンジャーとしての無人アセットの重要性が記載されて以降、無人アセットの技術的進展は目覚ましい勢いで加速し、今日に至っています。無人アセットには、一般的にはDull(退屈・単調)、Dirty(汚い)、Dangerous(危険)、にDeep/Distant(深い・遠い)を加えた4Dと称される任務において活躍することが期待されており、防衛省・自衛隊としても、無人アセット防衛能力の強化に取り組んでいます。
航空自衛隊は、2023年から三菱重工業と契約し、目標情報収集用無人機の実証事業を進めてきました。目標情報収集用無人機は、スタンド・オフ・ミサイル等の運用に必要な目標に関する情報を収集する無人アセットであり、スタンド・オフ防衛能力の発揮に不可欠な役割を果たします。
2026年度には、目標情報収集用無人機の取得に加え、その試験などを実施するための部隊として運用要領を確立させるため、臨時無人機運用隊(仮称)を新編する予定です。今後は、臨時無人機運用隊(仮称)が実施する試験における成果などを踏まえながら、無人アセット防衛能力の整備を推進していく予定です。