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第IV部 防衛生産・技術基盤の強化

2 防衛生産・技術基盤をめぐる各国の動向

諸外国は自国の防衛生産・技術基盤を維持・強化するため、各種の取組を進めている。

米国は戦争省が政府負担研究費のうち約半分を占めているほか、企業や大学などの革新的な研究に対しても大規模な資金援助を行っており、民生先端技術の安全保障分野への活用にも取り組んでいる。イギリス、オーストラリア、NATO(North Atlantic Treaty Organization)でも同様に、先進的な民生技術の取込みを目的として民間の革新的な研究開発に対して資金援助を行っている。そして中国は、軍民融合を国家戦略として推進しており、新興領域(ネットワーク、データ、AI、生物、核など)の発展を国家安全の新たな領域と位置付けている。

さらに諸外国では、自国の防衛生産・技術基盤を国防に必要な要素ととらえ、国内企業参画支援や輸出の促進など、様々な取組を進めている。特に装備品の輸出は、防衛生産・技術基盤の強化のみならず、輸出先の相手国との関係強化にも資するため、各国は戦略的に取り組んでいる。

参照I部4章4節(防衛生産・技術基盤をめぐる動向)