コンプライアンス講習会

第9回講習会

日時:
平成23年11月30日(水)
場所:
航空自衛隊 浜松基地
題目:
自衛隊におけるコンプライアンス
講師:
中央大学法科大学院教授 弁護士 野村 修也 氏 
概要:
教育集団司令部、第1航空団等をはじめ、航空自衛隊浜松基地の全所在部隊及び近傍の航空自衛隊静浜基地並びに静岡地方協力本部の隊員約320名が参加。
開催にあたり、防衛監察本部副監察監がコンプライアンスは単に法令や規則の遵守ではないということと、防衛監察の意義について説明を実施。
野村修也教授は、これまでに数多くの公職を務められたご自身の経験を踏まえ、自衛隊におけるコンプライアンスについて、具体的な注意事例を交えて講演。
冒頭で、現在の自衛隊は、東日本大震災における活躍により、国民から高い評価を得ているが、一方で、評価が高い組織ほど信頼を失う事案が発生した場合は、強い非難を受けるとし、組織として非常に危険な状態であることを認識する必要があると解説。
コンプライアンスとは、決められたルールを守ったか否かではなく、組織としてあらゆるリスクを管理し、そのリスクを未然に防止する不断の努力であることを強調。
体制(態勢)構築にはコンプライアンス環境が重要とし、
@「組織の官僚化」の打破
A「制度疲労」の改善
B「聖域」を作らない
C相互監視システムの導入
Dコンプライアンス体制(態勢)は、管理から生まれるものではなく、職員全体の意識改革から生まれる
と解説。

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