コンプライアンス講習会

第10回講習会

日時:
平成23年12月7日(水)
場所:
陸上自衛隊 補給統制本部
題目:
コンプライアンスの理解と実践
講師:
芝経営法律事務所 弁護士 芝 昭彦 氏
題目:
入札談合の防止に向けて
講師:
公正取引委員会事務総局経済取引局総務課 課長補佐 笠原 慎吾 氏
概要:
前段講習会には補給統制本部長以下幹部職員約400名が、後段講習会には装計部企画課長以下調達関係職員約400名が参加。
芝講師は、コンプライアンスの理解とその実践について、自身の体験や多くの事例を含めて講演。
講話の前半では、コンプライアンスとは社会的要請を実践することであり、講師が考えるコンプライアンスの目的とは
@自分自身及び組織の健全化・活性化
A自分(家族)や仲間(部下)を守り、ひいては組織を守る
ことなどについて解説。
講話の後半では、多くの組織不祥事が「組織風土」を原因の一つとしていること、組織としての実践のためには組織風土の検証、構成員の意識改革等が必要であること、
また、個人的実践のためには
@人に説明できることしかしない、
A逃げない、甘えない、
B一人で悩まない、
C仕事に誇りと情熱を持つ必要であること
などについて解説がなされ、終わりにコンプライアンス実践のキーワードは「透明性」と強調し講話は終了。
笠原講師は、具体的な事例を含め、入札談合の防止について講演。
講話の前半では、調達活動を行う職員の置かれた二面性として「入札談合の監視役」と「入札談合に加担するリスク」があり、「入札談合の監視役」としての観点から、入札談合の問題点、入札談合の実態、入札談合の探知・対処方法等について解説。
講話の後半では、「入札談合に加担するリスク」の観点から、入札談合等関与行為、入札談合等関与行為の事例、入札談合等関与行為に対する措置、刑事罰、関与職員に対する不利益等について解説がなされ、終わりに、幹部・管理職が「入札談合等関与行為は許容しない」とのメッセージを明確かつ繰り返し発信することが重要と強調し講話は終了。
前段講話及び後段講話の終了時、補給統制本部への謝意及び今後のコンプライアンスへの取組についての期待などを含め、防衛監察監から挨拶を実施。

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