10月4日から10月6日にかけて、串間市役所からの依頼を受け、市の職員に対して体験入隊を実施しました。
体験入隊は、団体や企業等を対象に、自衛隊の生活や訓練を実体験し、隊員と直に接することにより、規律心や団結心を向上させる一助として頂くものです。主な内容として、自衛隊に関する説明、個人、集団行動に関する基本動作、体育、応急救護などの教育訓練、基地見学等があり、様々な体験ができます。
昨年に続き2回目となるこの体験入隊では、20代の男性6名、女性1名が2泊3日の日程で訪れ、当基地からは基地内に居住する男性隊員6名、女性隊員2名が隊内生活担当として行動を共にし、各種指導にあたりました。
今年は、新たな取り組みとして救難訓練(10km行進)を実施し、仲間と協力して目標を達成することの重要性を体感していただきました。
「規律ある行動や仲間と助け合うことの重要性を学ぶことができました。」、「止血方法や心臓マッサージなど、普段の生活で役立つこともあり、良い時間を過ごすことができました。」といった声が寄せられ、自衛隊を身近に感じていただくことができたと感じています。
部隊が行動する上で、串間市役所をはじめとする地方公共団体との連携協力は必要不可欠であり、より近い距離で生活を共にできたことでお互いの信頼関係の深化、今後の関係強化に繋がるものと感じております。